油断禁物!後払いアプリでも気を付けるべきリスク&ペナルティ

後払いアプリを利用する上での注意点は、滞納・未払いの注意点、使いすぎ、不正利用、手数料などがあります。それぞれ詳しく徹底解説しました。後払いならではの注意点がありますが、他のキャッシュレス決済に比べるとリスクとデメリットが少なめです。

後払いアプリのリスク

利用する上での注意点

後払いアプリは便利で手軽に導入できますが、利用する上での注意点があります。
後払いの特性から使いすぎや滞納・未払いをしないように徹底しましょう。
サービスによっては高額な手数料が発生するなど、後払いアプリならではのデメリットもあります。
滞納や未払いを起こした時の対応など、気になるポイントについて詳しく掘り下げながら解説します。

滞納・未払いのペナルティ

滞納・未払いをした際の対応は後払いアプリの種類によって変わります。
重要になるのが信用情報機関の会員になっているかで、ペイディの場合は2ヶ月以上の滞納で信用情報機関に事故情報が登録されます。
俗に言う「ブラックリスクに載る」扱いになって、クレジットカード・各種ローンの審査に通りにくくなるので注意してください。

信用情報機関の会員ではない後払いアプリは、借り倒しをしても郵送での督促状が届く程度で大きなトラブルにならないことが多いです。
他の後払いアプリや金融サービスに情報共有もされないので、ブラックユーザーの扱いになることもありません。
ただし悪質なユーザーだと判断された場合は、年利15%前後の遅延損害金を加えた金額を請求される訴訟を起こされるリスクがあります。
クレジットカードや消費者金融のキャッシング、各種ローンに比べて滞納・未払いをした際のペナルティは緩いですが、民法上はかなり不利な立場になることを覚えておきましょう。

使いすぎ

使いすぎはNG

クレジットカードやカードローンにも同じことが言えますが、後払い機能は使いすぎに注意してください。
翌月の支払い期日に資金を工面できないと、滞納するか他の方法で資金調達するなど追い詰められる状況に陥ります。
限度額が低めに設定されるためリスクは少なめですが、後払いならではの理由で借金地獄に陥る人が一定割合で存在します。

不正利用について

後払いアプリの多くは電話番号とメールアドレスのみの簡単な情報で新規申込できます。
不正利用されるリスクが高そうに思われがちですが、SMSとメールアドレスの2段階認証などで安全性を確保しています。
第三者がスマホのロックを解除して自由に操作できる状況を作られなければ、不正利用される恐れはほとんどありません。

手数料

手数料に注意

一部の後払いアプリは高額な手数料を取っています。
手数料の高さで有名なのがバンドルカードとB/43です。
バンドルカードの「ポチっとチャージ」は、1回の決済で3,000円~50,000円の利用上限額があり、利用額に応じて510円~1,830円の手数料を取られます。
翌月末までの好きな日に支払うルールですが、翌日に払っても最低510円の手数料が発生します。
利息(金利)に比べて割高な手数料なので、コスト面のデメリットを理解した上で利用しましょう。

手数料が高い後払いアプリは独自の審査で柔軟な対応をしていることが多いです。
クレジットカードや消費者金融の審査に通らない人でも利用できるケースがあるので、いざという時に役立つかもしれません。